網膜剥離の手術とうつむき体位の体験談-ガス白内障 2

網膜剥離と診断され早2日。大学病院での手術も無事終了。あとはガスが修復した部分の網膜を押さえる間うつむき(うつ伏せ)で過ごす。

 

うつむき生活は1週間続いた。その間は食事・診察・検査・シャワー以外は専用の枕に顔を埋めてずっと下を向く必要がある。

元ホストで実業家のローランドさんは「ローランドが下を向くのは出勤前に靴を履く時だけさ。」と言っていたが「網膜剥離の手術後」も追加して欲しい。

 

うつむき生活は肩と首がこる。そして腰も痛い。横すら向けないので夜もなかなか寝付けない。寝相で横を向いていたら看護師さんに起こされる。想像以上のしんどさであった。

しかし、上を向くことでガスが抜けてしまい網膜が再びはがれると再手術となる。その場合は再び網膜を修復した後、ガスではなくオイルを入れるそうだ。オイルの場合は自然に抜けないため抜く手術もいる。はがれた時点で二度の手術が確定する。真面目に下向こう、と決心したのであった。